活動内容

保育リボン運動(推進月間 5月・9月) from 2011年~

公社)全国私立保育連盟では、すべての会員をはじめ、保護者のみなさんや行政関係者の皆様など、子ども・子育ての大切さを伝えるツールとして「保育リボン(ピンバッジ)」を登録し、連盟の活動の中で広く頒布してきました。そして、2020年度では7,000を超える実績にて、リボン運動を通じた多くのご賛同を頂いております。特に[緑色]をもとに萌え育ちゆく子ども達をイメージしたやさしい若草色の「保育リボン」には、保育者のみなさんが「子どもたちの育ちを支えていることを誇りとして」着用して頂いておりますが、2021年からは更なる多くの人への周知と理解を鑑み、広く社会全体へのアピールとして位置付けたいと考えております。
保育(グリーン)リボンを胸に掲げている方は、

  • 私は子ども達の育ちを支えます!
  • 私は子育てをしています!
  • 私は子どもが大好きです!
  • 私は子育てをする人を応援します!

など「子育て」の重要性を皆で認め合い、そして社会全体で助け合う思いを「保育リボン」で表明し、胸を張って主張して頂きたいと考えております。保育関係やプライベートに限らず、毎日の生活全般やビジネスに於いても、「保育リボン」を付けて頂き、多くのコミュニケーションの場を通じて<子どもの育ちを支えることの重要性>をアピールして頂ければ幸いです。

食育推進活動 from 2006年

保育施設では、子ども達の毎日の生活の中で食に関わる場面が多くあります。ランチタイムでの昼食や午前・午後のおやつ、初めての食事を担う離乳食への対応、早朝や延長保育時などでの夕食・補食などを通じて(注1)、食べることへの意欲を深める機会となります。近年の感染症防止対策による制限を捉えながらも、保育施設ではみんなで「おいしいね!」と共感しながら「楽しい食事」の機会を実現して、生涯に於いて自らの体を維持する為に必要となる食事の重要性を伝えています。当連盟では、食育をテーマとした政府主催のイベントへの参加を通じて乳幼児期での食事の捉え方、また、保育者を対象とした食育研修開催の他、新たな保育キャンペーン運動においてもその重要性を捉えた視点を設けて、広く推進しています。

(注1):施設や年齢により差があります。

自然体験推進活動 from 2008年~

子ども達の健康で豊かな成長環境を実現する為に、「自然」に触れ親しむ機会の重要性を捉え連盟では、自然体験活動団体との連携を深め、保育者の学びの機会並びに協賛事業を行っています。近年では、感染症対策により自然の中での実践研修などの開催は見送りとなっておりますが、新たな方向性を導き出し更なる取り組みを行います。新保育キャンペーン活動に於いても「自然」にまつわる項目を設け、子ども達の育ちを支える環境づくりを行います。

研修活動 from 2012年~

保育運動の実現を目指す為、加えて保育現場での保育の質の更なる向上を目指し、運動のテーマにもとづいた各種の研修を、会員向けに開催しております。全国組織となる連盟の特性から各ブロック別での研修開催、更には、保育総合研修会での分科会を担っております。また、広く会員への周知を高める為、「保育通信」での誌上シンポジウムを開催しています。

  • 子どもの育ちを支える研修会:各ブロック、保育総合研修会
  • 保育エピソード記録研修
  • 保育ドキュメンテーション研修
  • 保育研究者を迎えての誌上シンポジウム開催
  • 子育てをする著名人との誌上シンポジウム開催
Photo/ 左:大豆生田啓友先生
中:三浦瑠麗氏
右:川下勝利会長